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ペーパードライブ中毒

2011/11/13 Sun 22:18


'GFT bak' Amsterdam / FaceMePLS


ここ数年、ほとんど車を運転しなくなりました。
まれに動かしても、近所をほんのちょっと走る程度。

ペーパードライバーだということが
警察やお役所にばれてしまった場合、次の更新で
免許証が紙製のカードになってしまうと聞いたことがあります。
ピンク色の。
二つ折りの。
開けば種類の一覧表。
僕の場合は原付と中型車にハンコが押してあるはず。
履歴書みたいに証明写真を貼りつけて、
写真と台紙に掛かるようにデコボコ印(名前知らないから勝手に命名しました)
押してもらう。
ペーパードライバーを卒業すれば、
次の更新で普通の免許証に戻してもらえるらしいです。

そのペーパー免許証をポケットに入れたままズボンを洗ってしまったら……。
免許はちりぢりに溶けて、失効してしまうのです。
そのズボンをもう一度履いたとき、ポケットからピンク色のくずくずと一緒に
洗う前よりさらにヨレヨレになった自分の顔写真が出てくるんです。

その写真の自分が悲しげな表情になってしまったからか?
ペーパー免許を洗ってしまった失態が悲しいのか?
とにかく悲しい僕は自動車が嫌いになるでしょう。

人の車に乗ることも「酔っちゃうから」って嘘ついて嫌がって、
「あいつは元ペーパードライバーだから」
なんて陰口叩かれるんです。

まわりの全ての人に再取得を勧められて、渋々自動車学校へ行くんです。
ペーパー免許洗濯失効者更生自動車教習所。3週間の合宿。
「これからはハンドルを握り続けます」
「もう二度とペーパー免許証に手を出しません」
と毎日誓いの言葉を言わされるんです。脱ペーパー!

しかし一度洗濯して自動車を嫌いになったら、それは一生消えない。
その道に明るい医者はそう言うそうです。
再び手に入れた免許証を大事に引き出しにしまって、
PASMOを持ってサンダルつっかけてしまうんです。

気づけばふたたび「これからはハンドルを握り続けます」と毎朝誓う日々。
車中にいると苦しくなって呼吸が出来なくなる。
シートベルトが自分を絞め殺そうとしているという妄想。
バックミラーの目にずっと見張られているという幻覚。
二度目の再取得の後も続くそれらの症状。
たまらずまた車を降りてしまうんです。
電車やバス、自転車に乗ってしまうんです。

行き着く先は重度のペーパードライバー更生施設。
カローラ級の小型セダンに隔離され、
セミバケットのシートを倒したベッドで来る日も来る日も車中泊。
四点シートベルトは僕をベッドに縛り付ける拘束具だ!

そして今日も実技教習という名のリハビリ。
学科という名のカウンセリング━━。


おわり

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君より長生きしたい

2011/11/11 Fri 01:00

huuhu.jpg


今年、夢を見つけました。
たぶん4月ごろ。

小学6年生の最後で本を好きになって、
ふらふらしながらなんとか東京で印刷の仕事に就きました。
でもある時、あれやこれや(思い出せない時の十八番)で、
その世界を諦めなくてはいけなくなりました。
大切なものが何もなくなってしまった、と感じました。

というのも印刷の仕事をやっている間に
学生時代から5~6年付きあった大好きな女性にフラれていたのでした。
フラれた上に好きな世界にもいられなくなったという訳です。
(ぜんぶ自業自得なんだけど)
さらに中学高校それ以降を家の中で本を読んで過ごした僕には、
友だちもいなければ、他に趣味もないんです。

東京にいたころ、
浅野いにおの『ひかりのまち』が好きでした。
夢や希望が毎日まいにち擦り減って、
「こんなになっちゃった」
って泣き笑い、みたいな。それでも何かに期待している。もしくは、
それでも何かに喜びを見つけてしまう。みたいなマンガだと思って読んでいました。

田舎に逃げ帰って少しすると、地震が起きました。
ネットにつながりながらテレビを見続けていたとき、
「誰かが急に死んでしまうって悲しいだろうな」
と思いました。
それで夢ができました。

いつか大切な人が出来たら、その人が弱って衰えて、死ぬのを見たい!

これが僕の夢です。
ずっと擦り減らない、ダイヤモンドの夢だ!
『ひかりのまち』を読んでもあのころほど胸が詰まらなくなりました。

突然死んじゃ嫌だ。
老老介護して。
食事の世話にトイレの介助。そしておむつの交換。
痴呆や性格の大きな変化に直面したり。
家ではいのちが繋がらないってんで入院させて、
その人が死ぬ直前に
「君の人生は最後まで僕が見てるよ」
と言いたいんです。
「君のことなら何でも知ってる。君の思い出は僕が全部憶えているから安心しろ」
とかなんとか。

実はこれはAプラン。
Bは無理心中です。
借金に首が回らなくなるんです。
まず、うしろから腰のあたりを金属バットで振りぬきます。
その人が動けなくなったら、馬乗りになって、首に両手をかけて、
「君の人生は最後まで僕が見てるよ。
君の思い出は僕が全部憶えているから安心しろ」
大切な人の絶望的に醜い死体を前に首を吊る、というプランです。

おわり


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